住職レター H31年2月号

 2月の涅槃会、そしておひな飾りと、寺の中が賑やかになっています。この冬はかなりの暖冬だったようで、例年ですと境内の梅が3月まで楽しめるのに、2月半ばには、早くも散り景色になっていました。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、お彼岸を迎える間もなく、すっかり春の陽気です。春の声を聞くと飛び始める花粉も今年は多い様子で、花粉症の息子が騒ぎ始めるのもこの時季です。
 この冬はインフルエンザが大流行でしたが、私も実に二十年振りに罹患してしまいました。もちろん毎年、予防接種は受けておりますし、インフルエンザ予防になり抵抗力をつけるというR-1ヨーグルトやマヌカハニーを毎日摂ったりバランスの良い食生活を心がけ、1日おきぐらいのペースで走って身体も鍛えていたつもりでしたが、寄る年波か、ウィルスには勝てませんでした。まわりでも、感染した話を良く聞いていたのですが、ずっと風邪さえひいていなかったので油断していたのかも知れません。
 幸い今は薬も1回飲めばそれで終了!という簡単なもので、熱もほぼ出なかったので、軽い方だったようです。家族に二次感染することもありませんでした。 また、日程を変えることのできない檀務には、春休みで家にいた長男に代わってもらうことができました。それでも各方面に迷惑をおかけしてしまいました。今後も、なお一層の心配りをしなければと思った次第です。
 春もそこまで、というよりも、すでに春の様な暖かさで、外仕事をするにはもってこいの季節です。3月には、今年も山内清掃を予定しておりますので、檀信徒の皆さま、よろしくお願いいたします。








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