住職レター H30年1月号

 新しい年を迎える準備を着々とすすめていた昨年末、大晦日を迎えたその日、私はお葬式が入って出かけることになり、妻は転んで腕を骨折してしまいました。
 バタバタとしながらも、子ども達が手伝ってくれて、無事除夜の鐘を迎え、大般若祈祷も行いました。3日からは息子たちも一緒に三朝祈祷をすませた御札を各家にお配りします。松の内は7日までという説と、15日までという説がありますが、8日になると、もうお正月という気分ではないので、7日までには御札配りを終わらせるようにしております。今年は息子たちも手分けして、長男はケガをした妻の代わりに二女の運転する車で配り、二男は近所を歩いてまわりました。
 申年、酉年、そして今年は戌年、ここ岡山には桃太郎伝説がありますが、一昨年から3年かけて、桃太郎のお供たちが揃いました。干支の方位で申・酉・戌は、鬼門と対峙する方角です。つまり鬼退治…というわけです。お供が揃ったので、今年は旅立ちの年だと言えます。奇しくも我が家の息子たちも、それぞれ今年は卒入学を迎え、それぞれ新しい世界に旅立ちます。長男は親元を離れ、新たな地で、見知らぬ人たちの中で生活を始めることになります。干支がひとまわりして、年男となる二男は、始めての厄年にも当たります。春には虚空蔵菩薩さまの前で、十三参りのご祈祷をしようと思っています。子ども達が順々に巣立って行くことは寂しさもありますが、きちんと自分の道を歩めていることに感謝して、それぞれの旅立ちを見守って行きたいと思います。








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