永代供養塔



納骨堂



施食棚





住職レター H27年8月号

 海徳寺の永代供養塔が建立されて10年になります。毎年8月1日と日程を定めて法要を行ってきましたが、正月、春・秋彼岸にしている読経と同じ様に住職が一人で執り行っておりました。
 しかし、是非参列したいと言われる家族の方のご要望もあり、ご先祖様と向き合う折角の機会ですからこの度、合同法要という形で開催いたしました。ご家族の方には案内をさせていただきましたが 、今までなかった法要ですので、参加者の予想がつかなかったのですが、土曜日という事もあったのか、思った以上にお参りをいただきました。今年は七月から八月にかけての月替わりの頃が一番暑さの厳しい頃だったように思います。一昔前であれば、お寺は天井が高いため熱は天井に逃げ、山からの風で爽やかに感じることが出来ましたが、現在は気温が高すぎて、皆さま暑い思いをされただろうと申し訳なく思いました。
 次の日からは棚経が始まりましたが、やはり猛烈な暑さが続き、体調を整える事で精一杯でした。「和尚様は修行されているから、暑さにも平気なのでしょうね?」と言われる度に身のすくむ思いです。
 寺の御近所のお宅は、今年は長男と二男が二人で棚経に廻りました。二人は10月末に県北の御寺院様の晋山式で首座と弁事の大役を受けさせていただいております。その「ならし(リハーサル)」が8月25日にあるので覚えることもたくさんあります。棚経の後は施食会もありましたので、特に実質10日程しか夏休みのない高校生の長男は、宿題、部活、塾と全てをこなすのは、本当に大変だった様です。
 海徳寺施食会の当日は小雨もあり、暑さをしのぐことができて何よりでした。最後になりましたが、朝の清掃奉仕から、お参りまでご協力、お参り頂きました檀信徒の皆様に御礼申し上げます。






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