有馬温泉のロビーにて


浄土寺の国宝阿弥陀三尊立像


地元商店街で開催された
ハロウィンに息子も参加しました
住職レター H25年10月号

 海徳寺婦人会は平成5年亡き母を中心に70名の会員で結成されました。今は住職・寺族共々代替わりをして会員も40名に減少しましたが、清掃奉仕作業や写経会などの活動を続けて下さっています。23,24年度は岡山県宗務所婦人会の役員を受け持ち、教区の婦人会を開催するなど、色々ご協力いただきました。今年海徳寺婦人会は結成20周年を迎え、記念のバス旅行が開催されました。当所の予定では姫路の書寫山圓教寺を拝観して塔頭壽量院で本膳精進料をいただく行程でしたが、台風27号の進路の影響で、圓教寺ロープウェイが動かないかもしれないとの連絡を受け、急きょ有馬温泉に変更しました。予定の日の3日前に慌てて探した旅館でしたが、マクロビオティックを取り入れた美味しい健康食ビュッフェをいただき、源泉かけ流しの露天風呂など有馬の金泉を堪能できて大満足でした。雨が降る滝川の清流を見下ろしながらそぞろ歩くのも風情があるものでした。
 その後は当初の予定通り、小野市にあります極楽山浄土寺に向かいました。高さ5mを超える国宝の阿弥陀三尊立像(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)は圧巻で、やはり国宝の浄土堂(阿弥陀堂)の中に極楽浄土の位置(西側)に立っておられます。私自身は浄土寺を訪れるのは3度目で、晴れていたら境内の文化財に指定されている薬師堂や裏山の八十八か所うつしなどを散策しようと思っていたのですが、生憎の雨で浄土堂と鐘楼堂を拝観するにとどまりましたが、みなさま感銘を受けられた様子で、良い旅ができたことと思います。





前号住職レター一覧次号