住職レター H24年10月号

 本堂の南側の修繕工事が終了しました。須弥壇の正面に向かう扉は以前のものより一回り小ぶりになりましたが、明るい日差しの入るガラス扉になりました。今の新しい木の色そのままも良いですが、月日が経てば日に焼けて飴色に変わり、まわりの焼板としっくりくるようになると、また味わい深い玄関になることでしょう。
 扉を開けると新しい畳の匂いもすがすがしい明るい本堂です。何といってもびくとも動かなかった窓がサッシの新しいものになりました。これで夏は風を通すことができます。
 方丈の間は板張りにしていただきました。いずれここで仏像彫刻ができるようにと考えてのことです。護寺会のご尽力に感謝し、大事に使わせていただきたいと思います。







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