住職レター 令和5年7月号

 倉敷在住の唄者、玉城貞子さんの元で、住職の妻と二男が三線を習い始めて4年目になります。途中コロナ禍で中断した時期もありましたが、今は再開し、毎週熱心に稽古に通っています。
 9月16日に玉城さんが沖縄音楽研究会を開いて15周年の記念公演が開かれることになりました。岡山門下生を中心に、魚沼支部や東京、沖縄からも出演者が集まります。教師や指導者に認定されたベテランの生徒さんたちに加わり、息子たちも出演させていただきます。お寺の近くの玉島市民交流館湊ホールで15時からですので、興味のある方はぜひ、お寺の方にお問い合わせください。私もお彼岸前の多忙な時期ですが、この日一日は予定を空けて、スタッフとして揃いのTシャツを着て裏方にまわる予定です。
 学校も夏休みに入り、早々に娘が孫を連れて帰省してきました。毎日海やプール、畑や、虫獲りと、田舎の生活を満喫しています。草取りや水やりも楽しんで手伝ってくれています。お盆準備で忙しい毎日ですが、その合間を縫って孫と遊んでいます。
 各地で豪雨被害が相次ぎ、雨続きの梅雨が明けると、急に暑さが厳しくなってまいりました。やっと土用干しできた梅干しは、孫のプールの邪魔にならないように、ご寄進いただいた、きになる地蔵さまの屋根の上に避難しています。まさか土用干しのために作ったわけではありませんが、ちょうど良い高さでよく陽も当たるので、これからも野菜などを干してあるかも知れませんね。
 7月になり、蓮も本格的に咲き始めました。花芽をつけなかったものも幾つかあるのですが、この酷暑の中、太陽に負けることなく美しい花を咲かせています。早朝の境内に蓮が咲き誇っている様子は何とも清々しく、気持ちの良い景色です。









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