平成29年12月 ヒイラギ

●柊(ヒイラギ)
 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木

 葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」=ひひらぐから名付けられました。古くから邪鬼の侵入を防ぐと信じられ、鬼門除けとして植えると良いとされています。
 ヒイラギが飾られるのは年2回。1つめは、節分の夜、イワシの頭を刺して門戸に飾ると悪鬼を払うという言い伝えによるものです。
 そして2つ目はクリスマスですが、セイヨウヒイラギは園芸用に栽培されるモチノキ科モチノキ属の常緑小高木で、日本のヒイラギとは似ていますが別物です。トゲトゲの葉や赤い実はキリストの流した血と苦悩を表すとされ「キリストの刺」「聖なる木」と呼ばれています。








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