住職レター 令和8年8
月号
7月後半から始まったお盆の棚経ですが、8月になるとそれに法要ごとが加わってきます。まず、例年のごとく8月1日には、永代供養の合同法要を行います。今までの合葬式の「寂照苑《に加え、昨年の暮れに完成した紊骨堂式の「釈迦堂《に紊骨された方も増えて、たくさんの方にお参りいただきました。今年も墓地の前にテントをはって影を作りました。小さなテントですが、あると無いとでは大違いで、照り付ける日差し避けになったようです。
13日の午前中は清掃奉仕作業がありました。昨年までは8時からでしたが、今年は1時間早めて7時スタートにして、9時にはすべての作業を終えるようにしました。途中で休憩もはさみ、十分な水分補給をしていただくように気をつけましたが、暑さ厳しい中の作業は大変だったと思います。境内の草取りや、本堂の拭き掃除をしていただきました。多くの檀信徒さまに参加していただき、感謝いたします。
同日の午後5時からは、近隣のご寺院さまにご随喜いただき、施食会法要と戒吊読み込み、水施食を行いました。昨年末に遷化された美星町の中興寺さま代わって、今年新しく入られた和尚さまも初めて参加していただきました。また、この法要で、息子たちが初めて「堂行(どうあん)《「鼓鈸(くはつ)《という役目を経験しました。「堂行《とは鐘や木魚を鳴らしながら、場の流れを整え、読経の進行を担う役目で、オーケストラでいえば指揮者のような大切な役目です。
また「鼓鈸《とは、施食会の最初と最後に鳴らされる、引磬(いんきん)、平太鼓(ひらだいこ)、鐃鈸(みょうはつ)という3つの鳴らしものの係で、鐘と太鼓とシンバルのようなものを賑やかな音で鳴らして合図をします。施食会で鼓鈸が鳴らされるのは、集まってきた餓鬼や御先祖さまをお迎えと見送りのためと言われます。いずれにしても良い経験をさせて頂きました。
施食会には近隣のご寺院さまに来ていただきますが、もちろん私自身も他のお寺での法要に参加します。8月中旬ですべてが終わり、7月から始まったお盆が終了します。近所の棚経に廻ったり、法要に参加したり、準備片付けを手伝ってくれた息子たちを連れて、骨休めに奥津渓に行きました。広い奥津ダムを眺めたり、川辺の足湯につかったり、日帰り温泉にも入って、久しぶりにゆっくりとした1日を過ごしました。
6月から咲き始めて、暑さの中癒しをくれた蓮の花ですが、8月末になっても花をつけました。最後まで咲いていたのは、小さな可愛い姫蓮でした。
近年暑さが厳しすぎて、毎日水やりをしていても花や樹木がたくさん枯れて悲しい思いをしました。反対に今年初めて花をつけたのは南国の花であるプルメリアです。花はそのままの形で散って、しばらくは美しい姿のまま枯れていきます。もうこの暑さは亜熱帯になっているのかも知れません。
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