平成30年4月 かきつばた
● カキツバタ(燕子花、杜若)
アヤメ科アヤメ属
カキツバタは水辺の修景には欠かせない花で、古くから「万葉集」など歌にも詠まれ親しまれています。その名前の由来は、カキツバタの色(青紫)を染み出させ布などに書き付けた、つまり衣の染料に使われたことから「書付け花」と呼ばれていたのが、なまったといわれています。
その葉組は男性的で力強い菖蒲(ショウブ)と比べ、優美でたおやかで女性的です。爽やかで初夏にふさわしい花材です。
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