令和7年9月
景色いけ 深山の景
伊吹、つつじ、リンドウ、小菊
紅葉ブルーベリー、古木
「景色いけ《とは、水の循環により綿々と続いている大自然の生態系の特徴的な景色をいけばなで表現するものです。
深山と源として発する水が森林を育て、野辺を潤し、池や湿地にとどまり新しい生命を発生させ、やがて河川となり豊かな水量を見せ、大海に流れ込むまでの特色ある水と、自然が生み出す景姿を「七景《として系統的にとらえたものです。
「神《の宿る神聖な地とされる深山は、生命の源である水が生み出される場でもあります。生み出された水はやがて渓流となり、深い渓谷を刻んで滝となり落下します。
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